六甲山ログ29回(2025年)648回(通算)芦屋→六甲山最高峰→有馬

天気:晴れ 気温:5℃

六甲山山活 冬晴れの朝

久方ぶりに、夜明け前の闇がまだ残る時間に家を発った。

午前のうちに山を下り、残る一日を思うままに使いたい。これこそ、この上なく贅沢な時の使い方である。冷気が頬を撫でる。この時期らしい、身の引き締まる寒さである。

いつも通る道の街路樹を見上げれば、すでに葉は散り果て、枝ばかりが寂しげに天を仰いでいた。季節は確実に冬へと歩を進めている。そう実感させられる光景でした。

静寂の山路

芦屋の街から六甲山最高峰へと続く道は、早朝ゆえか人影もまばらであった。

普段ならば登山者たちの声が木霊する山路も、この日ばかりは静かなものだ。己が吐く息の白さと、踏みしめる土の音だけが、この世界に存在するかのようであった。

足を進めるごとに、標高は上がり、眼下に広がる街並みは次第に小さくなっていく。高座の滝を経て、風吹岩、雨ヶ峠。一つ一つの地点を確実に踏破しながら、黙々と頂を目指した。

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頂に集う者たち

2時間50分をかけて、ついに六甲山最高峰へと辿り着く。

山頂の休憩所は、いつものようにロードバイクの集団で賑わっていた。彼らもまた、早朝の山を愛する者たちなのであろう。機材を磨き上げ、汗を拭い、笑い合う姿には、山を楽しむ者たちの充実が滲み出ていた。

しかし、眼下に広がるはずの絶景は、いささか期待外れであった。冬だというのに気温が高めなせいか、靄がかかったようにすっきりとしない。本来ならば、大阪湾から遠く和泉の方までを望めるはずの眺望も霞んでいた。

地点時刻ラップタイム備考
自宅7:07スタート地点
高座の滝7:5144分登山口
風吹岩8:2231分展望スポット
雨ヶ峠9:0543分分岐点
六甲山最高峰9:5752分標高931m
有馬虫地獄11:121時間15分下山ルート
太閤橋11:2311分有馬温泉街
さくらやまなみバス11:5330分ゴール

氷の道

山頂での休息もそこそこに、有馬側への下山路へ進む。

そして、今年初めてのこととして道の一部が凍りついていた。

足元に広がる氷の道。まだ12月だというのにしかし、この緊張こそが、山を歩く醍醐味でもあった。このことこそが、山と向き合うということなのだ。

下界へ

有馬虫地獄を抜け、太閤橋を渡る頃には、温泉街の賑わいが耳に届き始めていた。

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さくらやまなみバスに乗り込む。午前11時53分。家を出てから4時間46分が経過していた。

午前中を山で過ごし、午後からは別の時を過ごす。

これほど充実した一日の使い方があろうか。

今日のまいどあり〜⤴️

自宅から六甲山最高峰まで2時間50分、下山に1時間56分という記録ですね。朝早くからお疲れ様でした!

バスで自宅まで帰ってくると13時半と半日コースでした。

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この記事を書いた人

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マッキー

人生 山あり 谷あり 毎度あり!

 洗える紙をつくっています
 マインドトークならぬ「まいどトーク」(^_−)−☆
 脳を肯定的にシフト 自分の機嫌は、自分で取り
 日々の健全度をUPする

株式会社共生社 代表取締役
1970年創業 クリーニング業界のサポーターとして
クリーニング洗浄時の識別タグラベルの製造・販売
クリーニング受付POSシステム製造・販売・
サポートを国内外で行う

ホッチキスレスによるクリーニングタグの脱着ができる
スマートエコタグの開発・販売
また同様にクリーニングタグに通すだけで使える
同様のタグを開発販売を行う

2014年よりクリーニング・タグに使われる
洗浄できるタフな紙「耐洗紙」を文房具に転用した
「TAGGED(タグド)」MEMOなどを展開中で
新ジャンルへのチャレンジを試みている

●生年月日:1958年11月19日
●誕生地:大阪 ●育ち:神戸
●趣味:トレッキング・ゴルフ・バイク
 

(発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。)