東大阪第九シンフォニー合唱団 第20回記念定期演奏会に行ってきました
去年に続いて今年も聴きにきました
ちょうど約一年前の同じホールでの
コンサートはこんな感じでした
吉本梨乃ちゃんがオーストリアから招待されての
凱旋コンサートでした
そして同じ大東市立総合文化センターサーティホールで
今年は、交響曲第九ニ短調合唱付きに
コンサートミストレスとして娘が出演することになりました
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近畿フィルハーモニー弦楽楽団の一員としての演奏だそうです
第九には私も縁があってひょんなことから西宮芸術文化センターで
医師会オケの一員として合唱した経験があり
何かと勝手に親しみを感じています
日本では、ベートーベンの第九といえば
年末の定番になっている
日本語翻訳では
ウィキペディア歓喜の歌より
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「歓喜に寄せて」
おお友よ、このような旋律ではない!
もっと心地よいものを歌おうではないか
もっと喜びに満ち溢れるものを
(以上3行はベートーヴェン作詞)
歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
天上楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高なる者(歓喜)よ、汝の聖所に入る
汝が魔力は再び結び合わせる
(以下2行は1803年改稿)
時流が強く切り離したものを
すべての人々は兄弟となる
(1785年初稿:
時流の刀が切り離したものを
物乞いらは君主らの兄弟となる)
汝の柔らかな翼が留まる所で
ひとりの友の友となるという
大きな成功を勝ち取った者
心優しき妻を得た者は
自身の歓喜の声を合わせよ
そうだ、地珠上にただ一人だけでも
心を分かち合う魂があると言える者も歓呼せよ
そしてそれがどうしてもできなかった者は
この輪から泣く泣く立ち去るがよい
すべての存在は
自然の乳房から歓喜を飲み
すべての善人もすべての悪人も
自然がつけた薔薇の路をたどる
自然は口づけと葡萄の木と
死の試練を受けた友を与えてくれた
快楽は虫けらのような者にも与えられ
智天使ケルビムは神の前に立つ
天の壮麗な配置の中を
星々が駆け巡るように楽しげに
兄弟よ、自らの道を進め
英雄が勝利を目指すように喜ばしく
抱き合おう、諸人(もろびと)よ!
この口づけを全世界に!
兄弟よ、この星空の上に
聖なる父が住みたもうはず
ひざまずくか、諸人よ?
創造主を感じるか、世界中の者どもよ
星空の上に神を求めよ
星の彼方に必ず神は住みたもう
ベートーベンがこの曲で
表現したかった世界は、オーケストラの音色だけでもなく
歌声だけでもなく、人とオーケストラの響きが
融合される点にあったように思う
このように私は、人間愛の素晴らしさ
この世に生を受けたこと
命が使命を感じて輝かせること
こんなことを私はいつも感じながら
この曲を感じるのです