白洋舎さん本社へ行くと
五十嵐健治記念洗濯資料館という
クリーニングの歴史を垣間見ることのできる
資料館があります
創業は明治39年
100年以上の歴史を刻む
翌明治40年には日本に置けるドライクリーニングが
初めて行われたそうです
日本初のドライクリーニングは白洋舎によって
行われた
クリーニング業の原点は外交営業から
明治末期から大正にかけて、外交の引く
箱車を復元したものが飾られています
外交に力をいてていたらしい
ドライクリーニングとは
油脂は水に溶けにくく、通常の水を使った洗濯では
落とすことが難しい。
そこで水の代わりにあぶらを良く溶かす有機溶剤を
用いて洗濯する方法があり、これをドライクリーニングという
ドライクリーニングではオイルの染みや口紅など、
普通の洗濯では落ちにくい油脂系汚れも
よく落とすことができる
広告
またドライクリーニングではウールなどでできた衣料品でも、
縮みや型くずれがしにくいという特徴がある
これらの繊維は水によって膨潤したり
または繊維の表面が変性したりしてしまうが、
有機溶剤ではこのような変化が生じないためである
一方、ドライクリーニングでは水溶性の汚れ
(汗、食べ物のはねなど)は普通の洗濯に比べ落ちにくい
Wikipediaより
洗濯は、もともと水洗いだった
このような道具で洗われていました
広告
そして19世紀中頃
フランス人の染色業者ジャン・ジョリがこぼした
ランプの油(カンフェン)がテーブルクロスの模様を
消すことを偶然発見したことが始まりとされる
日本ではこのようなドライクリーニングマシンが
当時使われていたものがこちらに展示されている
そして当時洗われた衣類を仕上げるのに
炭を入れたアイロンや焼きごてなどで
シワを伸ばし仕上げられたようです
古くは蚊帳のメンテナンス、和服の洗い張りから
始まりその布を伸ばすのに上の写真のような道具を
使って綺麗にしていたようである
現在のように電気を使って蒸気で伸ばす
仕上げになったのは半世紀から
少し前からだったようです
白洋舎さんが創業まもない頃は
ごく限られた上流階級だけが
利用することができるサービスであったのでしょう
この日本における一歩があったからこそ
現在、日常的に手軽に衛生的な生活を
クリーニングによって営まれるように
なったかと思うと感慨深いものがありました