真下から浴びる花火 – 特別な夜の記憶
初めての芦屋サマーカーニバルでの花火大会にお誘いをいただいて参加しました。
送迎バスで現地に到着すると浜辺には特別なテーブル席が用意されていて花火大会が始まるまでの夕暮れには食事とお酒が用意されていました。セレブな雰囲気を満喫します。





食事とお酒で至福に時間をゆっくりと過ごして心地の良い酔いがまわって来た頃に陽が沈む
そして、夕闇が訪れ時間は過ぎ夜空を見上げた瞬間、世界が変わった。




いつもの自宅の窓から遠くに見える花火とは、まるで別次元の体験だった。真下から見上げる花火は、もはや「観賞」ではなく「体感」だった。一発一発が放つ光の粒子が、まるで星座が生まれる瞬間のように空いっぱいに広がり、その迫力に思わず息を呑む。
音楽と花火が織りなす芸術に、心は完全に奪われた。楽曲のメロディーに合わせて打ち上がる花火は、単なる火薬の爆発ではなく、空に描かれる壮大な交響曲だった。低音が響けば大輪の花が夜空に咲き誇り、高音が奏でられれば無数の光の雫が降り注ぐ。視覚と聴覚が完璧に調和した演出に、感動が止まらない。
そしてその迫力は、五感すべてを包み込んだ。目に焼き付く光の軌跡、耳を震わせる轟音、肌に伝わる空気の振動。花火の熱気さえも感じられるほどの至近距離で、自分という存在が花火と一体になったような錯覚を覚えた。これほどまでに自然の力と人間の技術が融合した美しさを、全身で受け止めたのは初めてだった。
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特別席で味わう美食と上質なお酒が、この非日常をさらに特別なものにした。グラスを傾けながら見上げる花火は、まさに大人だけが味わえる贅沢な時間。普段の慌ただしい日常を忘れ、ゆったりと流れる時間の中で、心から「豊かさ」を感じることができた。これがセレブの愉しみ方なのかと、少し誇らしい気持ちにもなった。

花火が終わり、煙が夜風に流されていく中で思った。人生には、こんな特別な瞬間が必要なのかもしれない。遠くから眺めるだけでは味わえない、心を揺さぶる体験。それは決して贅沢すぎることではなく、自分自身への最高のご褒美だった。
今日のまいどあり⤴️
夜空に散った光の余韻が、今もまぶたの裏に焼き付いている。
素敵な花火大会を有難うございました。来年も参加します😁