娘は、普段調剤薬局で勤めていて
白衣を着用しています
黒ずんでくるので白くしようと
漂白剤を買ってきて洗濯したようです
漂白で白衣がピンク色に
するとどうでしょう
白くしたい白衣がピンク色になるではありませんか
日焼け止めが原因
調べてみると塩素系の漂白剤に
衣類に残っていた日焼け止めが反応したようです
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粉石鹸でもみ洗い
そこで再度、粉石鹸でもみ洗いし
さらにつけおき洗いをしました
実は、粉石鹸は液体洗剤に比べて非常に洗浄力が強く
洗剤には、次の働きがあります
➀浸透:素早く濡らす
洗濯機で衣類を洗うには水の上に
浮いたままでは汚れは落ちません
衣類を水に浸らせる必要があります
➁乳化:水と油を混ざり合わさるようにする
セパレートドレッシングをイメージしてもらうと
わかりやすいと思います
水と油は、そのままでは混ざり合いません
しかし洗剤の力で混ざり合わさるようにします
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➂分散:ススやホコリを水に混ざり合うようにする
ススやホコリのように軽い物質は
水に混ざり合いにくく
混ざり合いやすくするために洗剤を活用する
➃再付着防止:衣類から出た汚れが再び付かないようにする
洗剤を入れない水に油やホコリを入れた状態で
きれいな布を入れて水から上げてみると
水の中に含まれた汚れが付着します
ところが洗剤を入れた同様のことをすると
汚れは全く付いてきません
これが洗剤の再付着防止の機能なのです
これら4つが洗剤の主成分である
界面活性剤の機能なのです
白衣は、真っ白に元通りになりました
このように漬け置きした白衣を
翌日洗濯機で洗ってみると
見事に反応したピンク色になった部分は
綺麗に白くなっていました
洗剤の4つの効果のおかげです