新年、初出勤の初日に仕事を早々に切り上げてコンサートに駆けつけました。
会場は
外でもない吉本梨乃さんの新春ヴァイオリンコンサートが芦屋アルカディア・グレースホールであったからです。このホールのステージには、スタインウェイ・ハンブルグ製「ルイ15世モデル」のグランドピアノが常設されていて有名なホールです。
彼女が現在ウィーンでの勉強・活動をする前から彼女の演奏を聴いています。年々成長する過程を身近に感じる一人としては、外せないコンサートでした。
すでに彼女は、1月3日に兵庫芸術文化センターKOBELCO大ホールで新春・顔見世コンサートで2020年度ワンコイン・コンサート出演者お披露目で出演をされています。そこでの演奏も有ったからか?急遽決まった今回の新春ヴァイオリンコンサートにもかかわらず超満員の大盛況でした。
コンサート1部は
1部
1. チャイコフスキー ワルツスケルツオ
2. パガニーニ ネルコピウノミセント
3. サンサーンス ハバネラ
4. クライスラー プレリュードとアレグロ
5. サラサーテ ツゴイネルワイゼン
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コンサート2部は
2部
6. ヴィターリ シャコンヌ
7. エルンスト 夏の名残のバラ
8. ハチャトリアン ヴァイオリン協奏曲第1楽章
9. ワックスマン カルメンファンタジー
今日のまいどあり
ピアノの伴奏がある曲そして独奏の曲と全9曲とアンコール曲3曲で12曲の大サービスでした。弾いても弾いても疲れを知らない弾きっぷりは、見事です。16歳にしてこの情感あふれる演奏は、何がその様にさせるのか?ついつい引き込まれる演奏でした。音楽評論家は、彼女の演奏について評価を色々とするのでしょうが、それは、その方達に任せるとしましょう。音楽まるでど素人の私を含めた幾らかのファンが心ふるわせる音楽を奏でてくれました。そして私たちの心の琴線に触れる音楽を彼女はいつも惜しみなく奏でてくれるのです。まだまだ伸びしろたっぷりで、これからの彼女の演奏は、目を離せませんね。