京都嵐山での見どころは数々あるが大河内山荘へ訪れた人はあまり多くないのではないだろうか。それというのもお正月に大勢の人出があるにもかかわらずこちらへ訪れる人をあまり見ることがありませんでした。
そこで是非、機会があれば訪れる価値がある庭園として紹介したい。
そもそもこの庭園を作った昭和の無声映画時代の大俳優大河内傳次郎さんを知る人は少ないのではないでしょうか。昭和初期の娯楽映画として有名な丹下左膳が有名な作品です。
▼こちらは、大河内傳次郎の歴史を綴るギャラリーです。迫力のある写真と映像が展示されています。
こちらの山荘は、昭和6年に始まり30年という長い年月をかけて丹精込めて作られた庭園で建造物は寝殿造、書院造、数寄屋造とこだわりの造りです。周りのロケーションっも東は、嵐山・西は、保津峡そして遠くには比叡山という立地の小倉山に建てられた。登録有形文化財に指定された建物を有した美しい庭園です。
庭園の中には桜に松に楓など季節を彩る木々が配置され手入れがされている。中には、写経ができるスペースもあり心落ち着ける時間を過ごすことができる様になっている。
中でもお楽しみは、休憩所で入場料金¥1,000に対して抹茶とお菓子が付いているんです。休憩所でも庭園の中の席でも心ゆくまで過ごすことができます。
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今日のまいどあり⤴️
昭和の大スターが私財を投じての造られた名園は、そこに佇むと嵐山渡月橋界隈の賑やかさとは相反した静寂の世界があり。なんとも心落ち着く空間でした。この建物を建てた大河内傳次郎さんも忙しく撮影の時間を過ごす中、ひと時の自分だけの時間をこちらで過ごしたかったのではなかろうかと感じました。気持ちも身体もリセットされる素敵な空間でした。