丹波篠山の2025年【黒枝豆解禁日】になりました。

黒枝豆解禁日に寄せて

今年もまた、丹波篠山に黒枝豆の季節が巡ってきた。

思えば七年前、この地にご縁をいただいて初めて黒枝豆の種を蒔いた日のことを、昨日のことのように思い出す。農とは無縁の人生を歩んできた私が、なぜこの黒枝豆に魅せられたのか。それは言葉にするのが難しい、ある種の啓示のようなものであったかもしれない(笑)

夏の日差しが容赦なく照りつける中、汗にまみれながら畑に通う日々。雑草を取り、水をやり、ときには害虫と格闘する。都会の暮らしでは決して味わうことのできない、土と向き合う時間。それは苦行といえば苦行だが、不思議なことに、その労苦こそが心を耕してくれるのです。(ちょっと大袈裟ですが・・)

畑は毎年変わる。栽培する面積も一定ではない。それは、自然と折り合いをつけながら生きるということの、ささやかな証左なのかもしれない。天は時に慈悲深く、時に過酷である。猛暑の年もあれば、長雨に悩まされる年もある。けれども、その気まぐれな天候に翻弄されながらも、大地は必ず何かを返してくれる。

先週、恐る恐る一枝を刈り取った。ふっくらと膨らんだ莢を手にしたとき、思わず頬が緩んだ。今年は豊作だ。この瞬間の歓びは、どれほど言葉を尽くしても伝えきれない。

そして今日、解禁日。来週収穫に行こうと思う中で少しイメージしてみた。

茹で上がったばかりの黒枝豆を口に運ぶ。ほのかな甘み、深い旨み、そして丹波篠山の土の香り。それは、半年にわたる労苦が凝縮された、至福の一粒である。

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今日のまいどあり〜⤴️

人は何のために働くのか。何のために生きるのか。そんな大仰な問いに、この小さな豆が答えてくれる気がする。

汗を流し、土に触れ、自然に感謝し、そして収穫の歓びを味わう。その営みの中に、人間本来の幸福があるのではないか。

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マッキー

人生 山あり 谷あり 毎度あり!

 洗える紙をつくっています
 マインドトークならぬ「まいどトーク」(^_−)−☆
 脳を肯定的にシフト 自分の機嫌は、自分で取り
 日々の健全度をUPする

株式会社共生社 代表取締役
1970年創業 クリーニング業界のサポーターとして
クリーニング洗浄時の識別タグラベルの製造・販売
クリーニング受付POSシステム製造・販売・
サポートを国内外で行う

ホッチキスレスによるクリーニングタグの脱着ができる
スマートエコタグの開発・販売
また同様にクリーニングタグに通すだけで使える
同様のタグを開発販売を行う

2014年よりクリーニング・タグに使われる
洗浄できるタフな紙「耐洗紙」を文房具に転用した
「TAGGED(タグド)」MEMOなどを展開中で
新ジャンルへのチャレンジを試みている

●生年月日:1958年11月19日
●誕生地:大阪 ●育ち:神戸
●趣味:トレッキング・ゴルフ・バイク
 

(発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。)