今年の第3回平和紙業以和貴会はえひめ洋紙株式会社の
山本会長のお世話で松山を中心に東は伊予三島
西は内子までの東西に広い愛媛県を広域に学ぶ場をいただきました
1日目は星高製紙さんの和紙製造工場の見学と実際に紙産業の技術を
研究する愛媛県産業技術研究所に行ってきました
星高製紙さんは相当大きな和紙製造工場で製造する商品の絞り込みや
その生産性に対する合理化は学ぶべきものがありました
久しぶりの製紙工場でした
やはりマーケティングが素晴らしく作る商品に無駄がない部分は
大変見習う点です
この日に会長のえひめ洋紙株式会社様にもお邪魔しました
単に洋紙を販売するだけでなくお客様にその洋紙を使う提案を
ショールームを通じてわかりやすく販売できる場を提供されていました
また貼り箱の製造工場も持ち地場産業のお菓子やかまぼこの箱の
製造販売もされています
そして山本社長様自身が幅広いおつきあいと柔軟な思考で子供用の
知育玩具を開発し販売されていることには枠にとらわれない発想が
ありまたそのプロモーションにも大変学ぶべき点がありました
2日目の学びは南予地区の内子にある五十崎社中という個人の
手漉き和紙を金箔で彩るギルディングなる不思議な芸術品でした
ここにも日本の尖った技術や繊細な感覚がありました
そして最後は内子の町家風景です
はるか昔に引き戻されたかのような街並みでした
それがまた風情があって心地よいのですね
今回の学びは、いかに自社の持つ強みを他にはない唯一無二の存在に
まで高めるかが商品のコンセプトとしてそこに至るまでのストーリーとして
価値があるのかを学びました
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そうです忘れていましたが2日目の朝は松山市内の
坂のの雲ミュージアムの見学をさせていただきました
司馬遼太郎先生が執筆した明治維新の頃の正岡子規と秋山兄弟に
まつわる小説です
江戸から明治に時代が大きく変わろうとする中で若者が
身分制度からの脱却として
貧乏が嫌なら勉強せいと皆こぞって学んだことや
どうせ生まれたからには日本一になろうという気概に溢れる
エネルギーを今回の例会からいただきました 感謝