六甲山山活10回(2026年)659回(通算)芦屋→六甲山最高峰→有馬

10/4(日曜日) 天気:晴れ 気温:21℃

山は黙って待っている

人間は変わる。髪も白くなれば、膝も言うことを聞かなくなる。ところが山というものは、こちらがどれほど年を取ろうと、まるで何事もなかったような顔で同じ場所に居続けるのである。

1ヶ月半ぶりの六甲山であった。今年に入って10回目になる。数えてみれば通算659回。よくも飽きもせず登ったものだと自分でも呆れるが、そこは「毎度あり」の人生であるから仕方がない。

4月に来たときは、桜がとうに散って、山肌に新緑のうぶ毛が生えはじめていた。それが半年たった今日は、空がやけに高い。ススキの穂が銀色に光り、風が通り抜けるたびに、ざわざわと夏の名残りを掃いていく。同じ道を歩いているのに、季節が変わると山の貌まで違って見えるのだから、どうにも不思議である。

今日のコースタイムとラップタイム

地点到着時刻コースタイム(累計)ラップタイム(区間)メモ
自宅スタート10:050:00−
高座の滝10:580:530:53
風吹岩11:341:290:36
横池11:391:340:05睡蓮の池
雨ヶ峠12:142:090:35
六甲山最高峰13:243:191:10登頂!
竹中肉店14:344:291:10ミンチカツ&コロッケ
有馬発(さくらやまなみバス)15:004:550:26下山
自宅到着16:106:051:10

総行動時間:6時間5分 / 自宅〜山頂:3時間19分

4/3(654回目)との比較

区間4/3今回差
自宅→高座の滝0:490:53+4分
高座の滝→風吹岩0:390:36−3分
風吹岩→横池0:070:05−2分
横池→雨ヶ峠0:400:35−5分
雨ヶ峠→六甲山最高峰1:04(本庄橋経由 0:16+0:48)1:10+6分
自宅→六甲山最高峰(累計)3:193:19±0
高座の滝→雨ヶ峠(ロックガーデン区間)1:261:16−10分
最高峰→竹中肉店−1:10−

数字は嘘をつかない。

山頂に着いたのは13:24。家を出てから3時間19分である。ブログを読み返してみて、思わず声が出た。4月の記録も、ぴたり3時間19分だったのである。

気温は4月の15℃に対して、今日は21℃。6℃も暖かい山であった。条件がこれだけ違えば、タイムも動くのが道理というものだ。ところが内訳を見ると、前半のロックガーデンから雨ヶ峠までは、4月より10分も速い。これに味をしめて調子に乗ると、雨ヶ峠から先の七曲りで、6分きっちり取り立てられる。前半に貯金を作って、後半に利息をつけて返す。男の借金の返し方も、山の登り方も、結局のところ変わらないようだ。

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もうひとつ、笑ってしまう偶然がある。4月に最高峰へ立ったのは14:34であった。今日の14:34は、竹中肉店のカウンターの前である。同じ時刻に、一方は山頂、一方はコロッケ。人生の優先順位を示すような話ではないか。

下山は終点が違うので、素直には比べられない。ほぼ同じ歩調で降りてきた。

横池は、春と秋で別の顔をしている

4月の横池は、水底が見えぬほどのお玉杓子で黒く埋まっていた。命がひしめいて、騒がしいほどであった。

今日の池は、水面に睡蓮の葉が一面に浮かび、手前の岸には砂地がのぞいていた。春は生まれる者の池、秋は静かに季節が移ってゆく池である。同じ水たまりが、半年でこうも違う顔を見せるのだから、春の定点観測は秋にも立ち寄ってこそ、というものだろう。

雨ヶ峠から最高峰へ

雨ヶ峠から先は、沢の音を聞きながらの道になる。4月には緑が噎せるほど濃かったところに、今日は秋の光が柔らかく差していた。ここから七曲りの登りがはじまるのだが、ここは黙って歩くしかない。足を運ぶうちに息が整い、気がつけば、あれほど遠かった空が近くなっている。山の登りというものは、そういうものである。

山頂は、ススキと空

標柱の前では、ハイカーもサイクリストも、思い思いの顔で記念写真に収まっていた。ススキの向こうで太陽が白くはじけ、足もとには大阪平野が霞んで広がっている。あの無数の屋根の下で、人は毎日せわしなく暮らしているのだなあと、汗を拭きながらぼんやり思った。山の上に立つと、人間は少しだけ詩人になるものである。

山のご褒美は、竹中肉店

【写真:竹中肉店のミンチカツとコロッケ、ビール】

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下山してまっすぐ向かうのは、竹中肉店である。揚げたてのミンチカツとコロッケを紙袋のまま手に持ち、淡麗の缶をぷしゅっと開ける。これを美味いと思えるのは、登った者だけに許された特権であろう。

そのあと有馬の金の湯の前をぶらりと通り、さくらやまなみバスに揺られて、山をおりた。

今日の振り返り

気温が6℃違っても、半年の月日が流れても、山頂までの時間は4月と同じ3時間19分であった。変わりゆく季節のなかで、変わらぬものがひとつあるというのは、悪くない話だ。それが自分の足であるなら、なおさらである。

さて、次はいつの六甲山になるのやら。

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マッキー

人生 山あり 谷あり 毎度あり〜!

 
 マインドトークならぬ「まいどトーク」(^_−)−☆
 脳を肯定的にシフト 自分の機嫌は、自分で取り
 日々の健全度をUPする

●生年月日:1958年11月19日
●誕生地:大阪 ●育ち:神戸
●趣味:トレッキング・ゴルフ・バイク
 

(発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。)