世の中には「美しい会社」と「醜い会社」がある。
13の物語から事業のマネジメントの核心を学ぶ
序文
経営の究極的な判断基準は理屈や数字ではない。ワクワクドキドキしながら熱意を持ってやれるかどうかだ
物語1)
リーダーシップとは人ではなくミッションによって組織をリードすること。ミッションには3つの要素を織り込む必要がある・機会・卓越性・コミットメントである
物語2)
ミッションをはじめ複数のツールを用いて組織を方向付ける。組織は、一つの目的に集中して初めて成果を上げる。「組織は、道具である」従って、目的すなわち使命が明確であることが必要である。組織は一つの目的しか持ってはならないさもなければ組織のメンバーは混乱する。
物語3)
利益の最大化でなくミッションの実現化のために「必要な利益」として方向付ける。
利益の3つの役割とは(a)事業活動の有効性と健全性を測定する(b)陳腐化・更新・リスク・不確実性をカバーする(c)事業のイノベーションと拡大に必要な資金調達を確実にする
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物語4)
卓越性(強み)と市場を特定し、そこに集中して事業を行う。複雑な日々の意思決定を首尾一貫したものにするには、、明確な「事業の定義」が不可欠だ。「事業の定義」が重要な「方向付け」の指針になります。定義が有効であれば、顧客の指示につながり、高い利益率や成長率の鍵になる。
物語5)
事業は知識で専門化し、市場や製品で多角化する。もしくは、その逆で市場で専門化し、知識で多角化する。
物語6)
事業は、常に顧客が求める価値から考える。真のマーケティングは、顧客からスタートする「我々は何を売りたいか」ではなく「顧客は何を買いたいか」を考える「我々の製品やサービスにできることはこれである」ではなく「顧客が見つけようとし、価値があり必要としている満足はこれである」という。マーケティングの理想は、販売を不要にすること。目指すは顧客を理解し、顧客に製品とサービスを合わせ自ら売れる様にすること。
物語7)
モチベーションとは自己決定と自己評価によってもたらされる。「組織は、優秀な人たちがいるから成果を上げているのではない。組織の水準や習慣や気風によって自己開発を動機づけるから優秀な人たちを持つ事になる」
これらの内容は、本文を抜粋したものである。自分なりに自分のために箇条書き風に抜き出して見ました。
前半