10月のことを世間では神無月(かんなづき)と呼びます。そして、日本全国の神様が一斉に不在になる月なので神無月と言うそうです。
そして、その神様がお集まりになるのが島根県にある出雲大社だそうです。と言うことで10月の出雲大社は、日本全国の神々が集まるありがたい月だそうです。ここ出雲に神々が集まるのは、翌年のことを会議するためだそうです。
今回、全国から神様が集う有難い月にお参りに来た理由は二つあります。一つは、TAGGED商品の旅スナップ写真撮影そして、もう一つは、TAGGEDは「紙」製品で同じ発音の「神」様繋がりで有難いのではと御祈祷に伺ったことです。
思い立ったようにではありますが、10月の24日(土曜日)と25日(日曜日)を使って行ってきました。
朝からお天気は申し分なしの秋晴れでした。流石に行楽シーズンということもあり、さらにGo Toトラベルキャンペーンの効果もありどこへ行っても大勢の人出で賑わっていました。
久々の車での長距離移動は、少し疲れました。お昼を少し過ぎた頃に到着したのが出雲そばで有名な献上蕎麦「羽根屋本店」です。出雲そばで一番の人気店だそうです。
古民家風の作りのこじんまりとしたお店です。店内は、1階席と2階席になっていて1階は、テーブル2階は、座敷席のようでした。
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羽根屋は、歴史があり現在は、11代目店主だそうです。献上そばというのは、なんでも明治40年にその後の大正天皇にそばを献上したことからそのように言ったそうです。
早速、注文をしました。頼んだのは、天ぷら割子三段です。出雲そばの特徴は、そば殻の部分まで挽き込んだ茶褐色とその香りです。また割子そばの割子とは、割籠が語源で弁当箱であったようです。丸い漆器に蕎麦を持って薬味とつゆをそのまま入れて食べます。
初めに出されたお茶は、そば茶でした。注文の品は、こちら▼
三段重ねでそれぞれ違った薬味で味わいました。海苔、ねぎ、大根おろし、もみじおろしです。そばの滑らかな舌触りと出しの味わいがとても上品でした。
熱々の天ぷらに割子そば絶妙の組み合わせでした。最後は、濃いめのそばゆで仕上げました。
今日のまいどあり
出雲そばは、40年ほど前の大学生時代に旅行社の添乗員をやっていて山陰地方への添乗がよくあり食べる機会がよくありました。学生時代に味わった観光地の出雲そばとは、一線を画し150年からの歴史あるお店の味わいは、歴史の通り奥行きがあったように感じました。年を重ねるごとに深みを増す年の重ね方が今も人気の秘訣なのでしょうか?お店を出る時は、14組の待ち客で一杯でした。