ゴールデンウィークの最後の締めくくりは、オーストリアウィーンから取り寄せたホテルザッハーの「ザッハートルテ」でした。
GW最後のサプライズは、妻とお友達が取り寄せたスイーツホテルザッハーの「ザッハートルテ」です。チョコレートケーキの代名詞のようなものだそうです。
そして、なぜ取り寄せたかは2021年3月8日から6月8日まで60ユーロを超える注文に関して全世界送料無料で送られてくると言うことかららしい。送られてきた「ザッハートルテ」がこちらです。
ずっしりと重たいケーキの表面は、チョコレートでコーティングされて封蝋のような刻印がマーキングされていました。本物の証ですね。
現代に伝えられるこの「ザッハートルテ」も過去に色々な変遷を超えているようです。トルテ戦争としてケーキの業界では有名な話のようです。
それは、こちらの以下ウィッキぺディアからご覧ください。
1832年に、クレメンス・メッテルニヒに仕える料理人の一人だったフランツ・ザッハーが考案した[注釈 1]。飽食した貴族たちのために新しいデザートを作れというメッテルニヒの要望に応えたものであった。ザッハトルテは大変に好評で、翌日にはウィーン中の話題になったという。当時はザッハーはまだ16歳で下級の料理人にすぎなかったが、ザッハトルテの成功から頭角を現した。ザッハトルテはフランツのスペシャリテ(特製料理)として好評を博しつづけた。後に次男のエドゥアルトがホテル・ザッハーを開業すると、ザッハトルテはそのレストランとカフェで提供された。
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レシピは門外不出とされたが、3代目のエドマンド・ザッハーのときにホテル・ザッハーが財政難に陥ったのをきっかけに、資金援助をしたウィーンの王室ご用達のケーキ店「デメル」が、代償にザッハトルテの販売権を得た。この際に「元祖ザッハトルテ」の文字をケーキの上にホワイトチョコレートで描く権利も譲渡したとも言われる。ここで、デメルの娘がザッハーの息子に嫁いだ際にレシピが流出したとする話があるが[1]、事実とは異なる俗説である[2]。
その後、ハンス・スクラッチ『ウィーンの菓子店』という本にまで、秘密のレシピは掲載されてしまった。ついにはホテル・ザッハー側が、デメルを相手取って商標使用と販売の差し止めを求めて裁判を起こしたが、7年に及ぶ裁判の結果、ホテル・ザッハーにもデメルにも双方にザッハトルテ(Demel’s Sachertorte)の販売を認める判決が下った。その結果、デメルのものはデメルのザッハトルテ(Demel’s Sachertorte)として、ホテル・ザッハーのものはオリジナルザッハトルテ(Original Sacher-Torte)として売ることになった。ザッハーのものはアンズのジャムを内部にも挟むのに対し、デメルのザッハトルテは表面にのみ塗る、という違いがある
この「ザッハートルテ」妻も娘夫婦もオーストリアのウィーンにあるザッハーホテルでいただいたことがあるそうです。
▼ホームページはこちらです。
早速いただいてみました。
写真撮影の長い時間を終えたのちようやくいただきました。見た目からするとかなり濃厚な、ねっとりとしたチョコレートかと思いきや意外と思ったほどではなく美味しくいただくことができました。表面は、チョコレートというのではなくチョコレートの砂糖をコーティングした感じでくどい甘さでなくあっさりとした砂糖の甘さです。そして中のパウンドケーキの間には、アプリコットジャムが挟んでありパサパサに近いパウンドケーキには程よい粘りでした。生クリームのホイップでもあればよかったのですがあっさりとストレートティーでいただきました。
今日のまいどあり⤴️
なんでも初ものは、嬉しいものです。家族は、封蝋のマークがある部分を本場に行った事もない私に譲ってくれました。ウィッキペディアに書かれているようにおおよそ200年近い歴史あるザッハートルテも今に行き着くまでの歴史の中で大変な時期も超えていることに共感し、この時期に全世界送料無料の企画は、とても嬉しく。そのお陰で今回、賞味することができました。
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