世界を魅了する若きヴィルトゥオーゾ
開場18:00 開演19:00 場所:住友生命いずみホール
緊急事態宣言の渦中でのコンサートに行ってきました。8月も最終日のコーンさーとは、さしづめ芸術の秋への序章を感じさせる格調高いリサイタルでした。
演目は
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ K454
- 1楽章 Largo-Allegro
- 2楽章 Andante
- 3楽章 Allegretto
ヨハン・セバスティアン・バッハ
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無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ ソナタ第1番より
- アダージョ
- フーガ
ニコロ・パガニーニ
24の奇想曲op.1より
- 1番
- 9番
- 22番
ヨハネス・ブラームス
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 3番op.108
- 1楽章 Allegro
- 2楽章 Adagio
- 3楽章 Un poco presto e con sentimento
- 4楽章 Presto agitato
モリス・ラヴェル
ツィガーヌ
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私は、クラシック音楽について全く素人でよくわかりません。しかし、今回のリサイタルは素晴らしい完成度であったように思います。
静かに小さな音の響きを聴かせる音楽あり、感情豊かに心振るわせる激しさを感じるものもあり吉本梨乃さんの熱量を感じるリサイタルでした。
今まで彼女の演奏は、時や場所を変えて何度も聞かせてもらっています。
しかし、今回のリサイタルの内容は、覚醒の感がありました。ヴァイオリンを上手に演奏する少女から自分の世界観を作れるエンタテーナーに成長した様に感じられました。
かつてはこのような演奏でした。
agged3.com/archives/932今回感じたのは、小さい時から毎日の基本の練習を怠らず頑張ったこと。 そして成長とともに素晴らしい指導者を求め自分の力を発揮できる場を求め臆せず世界に羽ばたいた成果が今の彼女を育てたのだと感じました。
今日のまいどあり⤴️
成長した吉本梨乃さんを見て嬉しくもあり、誇らしくもあり。人間としてエンタテナーとしてますますスケールが大きくなる彼女をみて自分自身の生き方にも学ぶところがたくさんある素敵なリサイタルでした。
彼女は、今後きっと多くの人々を感動させることができる人間になられると思います。私たちもこれからの彼女の活躍に期待したいと思います。