人の感情に寄り添うことの難しさに直面しました。
良かれと思ってした事が返って仇になることもあります。
今年2月に60歳で定年退職になられた方がいます。話し合いでその定年退職日に有給を消化していないので定年退職後もう少し雇用の延長をしてもらえないかとの申し出がありました。
20年以上も長年お勤めいただいた方でしたからその申し出を承諾しました。
しかし、現場ではその人の退職後の対策はすでに準備しています。その方が元々の仕事に従来通りフルで仕事をしてもらう必要はなく、そこで別の仕事をしてもらう様に依頼しました。
そうするとその人のプライドの癇にさわったのかその数日後・・
家族とよく話をしてみました。やはり従来の仕事をする事ができないのであれば退職しますとの申し出がありました。
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私とすれば、そういう選択であれば本人の意思での退職ですから致し方がないと何も気に留めていませんでした。
よく聞いてみると今年退職された方の中で会社より退職勧奨がされたと離職票に記載があるために減額措置がされると聞かされました。
なんとも理不尽なことになりました。理由書をつけて会社の就業規則を添付の上再度、離職票の記載修正を依頼することになりました。
今日のまいどあり
これは、私の失敗であり反省の記録です。円満退職だったはずが良かれと思ってした対応が仇になりました。きちんとした業務上の処置の確認を怠ったばかりに会社の看板に傷がつきました。 さらには、大きな損失を被ります。普段から社内で問題を引き起こす問題児であっても止めるときは、綺麗に気持ちよく手続きを怠ることなく処理する事が肝要です。
そして、普段からのコミュニケーションの機会を作り円滑な人間関係を心がける必要性の重要さが身に染みました。