去年から丹波篠山で黒枝豆を作らせていただいています。昨年は、25mの作付に2畝の黒枝豆を豆から植えて秋に枝豆として収穫させていただきました。
そして今年は、さらにもう1畝増やして3畝にチャレンジしました。2.5畝は、昨年と同様に黒枝豆として収穫し0.5畝をお正月にいただく黒豆として収穫しようと12月まで放置して待っていました。
10月の畑はこの様な感じです。
青々とした黒枝豆を収穫した後に黒豆用として残しておいた豆はこちらです。乾燥が進むように葉っぱを落としてもらってました。ミイラ状態です(笑)
今年、初めて黒豆の収穫に挑戦でしたのでよもやこのような状態になっているとは、知りませんでした。
乾燥した状態が進むと楕円形にふっくらとした黒枝豆は鞘の中で乾燥し、まん丸くなります。それがこちらです。
今回、収穫として残しておいたのは27枝です。
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鞘だけ外して袋に入れて持ち帰ります。自宅で広げてさらに乾燥させたのちにもう一度、袋に入れて木片の様なもので上から叩くと鞘が破けて中の黒豆だけになる様です。
お正月の黒豆にしようと思えば結構な手間がかかることがわかりました。そして、収穫した豆の中でも大きな良いものと小さく痛んだものなどに仕分ける手間を考えるとさらに農家さんの手間は、大変です。
正月用の豆がそれなりに値段が高くなるのは、作ってみて初めて理解できることです。我々の食生活もこうやって誰かのお世話になっていることを再認識すると豆一粒のありがたさが身に染みます。
こちらは、地主のTさんが収穫して干している黒豆です。
今日のまいどあり⤴️
こうやって一つ一つ体験してみて人間が一人で生きていないことを実感します。お互い共存していて関係性を持っているから豊かな社会生活ができているんですね。自分達のする仕事もきっと他の誰かのお役に立っています。誰かの役に立っている自覚と誇りのある仕事ができるように日々過ごしていきたいものです。