「ものづくりは駅伝のようなもの」と最近改めて私はそう感じています。
個人で作る芸術品であれば一人で準備から完成までが完結することはあります。
しかし、世の中で一般的に販売されている商品などは、大量に物作りをする消費財であったり工業品といった商品は、最初から最後まで一人で完成させられるようなものはほとんどありません。
と言うことは、沢山の人の手を経てできる商品は、前工程から次工程につなぐその人である当事者が大切なパートになります。しっかりとそれぞれがきちんとした仕事をするからこそ基準値の品物が仕上がります。
いい加減に手を抜いた仕事では良い仕事にはなりません。
手を抜いたいい加減な仕事をしていると自ずとそのつけは、次工程に回ってくる。あるいは、商品にならずに途中で頓挫して完成品にならないのです。
だからこそ一人一人の役割が大切になります。
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例えば会社であれば自社の存在意義を意識しながら仕事をしているか?
また仕事における自分のポジションやその役割の意味や意義を感じて仕事をしているかが重要になります。
このようにチームで物事を成す場合には、何のためにそれをするのかどのような結果をつくろうとするのか?これらは理念とビジョンと言う言葉に置き換えることができます。
今日のまいどあり⤴️
これらの原理原則は、昔からありとあらゆる書物に書かれていたり、人から人へ口づてに伝えられていたりする当たり前のことですが中々身につまされて肌身で感じることは、少ないように思います。
もちろん普段から大切なことですが、いざと言う時にはなおさらこれらの理念やビジョンの浸透がいかに大切かと言うことがわかります。