皆さん、クリーニング業者さんに出して綺麗に仕上がってきた衣類を着るときに番号の付いたタグがついて帰ってくることをご存知ですよね。
この番号タグは、お客様から洗濯物を店がお預かりした際に衣類に付けているものなのです。
そして、この番号タグを頼りにクリーニングの処理が行われています。
例えば、併せてつけられるシミの箇所を表示したタグやズボンの折り目を長持ちさせるための加工の指示など様々な情報を目視できる役割があります。
これらのタグをつけるのにほとんどのクリーニング業者さんは、ホッチキスでタグ止めをしています。
この金属のホッチキスは、長く置いていると錆の原因になったりしっかりと押してホッチキスを止めずピンの先でデリケートな衣類を引っ掛けて傷を入れたりということをもたらしたりすることが有ります。
また、服を着る時にホッチキスを外すのに指を怪我したりと色々な弊害を起こすことがあります。
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そこで、何とかこのホッチキスを使わないでクリーニングタグをつけることができないかと取り組んできた集大成としてスマートエコタグが作られました。
2014年に特許を取得したもののこのスマートエコタグ(以下SETと表現する)の安全性と装着する操作性でクリアできない課題がありました。
今回、紙の代理店さんを通じて製紙メーカーさんにこちらが考える仮説を実現するべくテスト品を作ってもらいました。
いよいよ、テスト段階に入ります。乞うご期待ください。
デモサンプルは、カッティングプロッターで作ります。
今日のまいどあり⤴️
こちらのスマートエコタグは、発想から8年。クリーニングの衣類に留めるクリーニングタグにホッチクスを使わないことを考え始めてかれこれ35年が経ちます。長年の追いかけてきた夢が周りの方々の協力で完成するのは、間近か?
期待に胸膨らむ春です。
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