新しいクリーニングタグを開発しました
新クリーニングタグの名は「イージータグ」
衣類を洗う時の目印にするタグです
今日は、本業のクリーニング業務用識別タグのテストをしました
テストの目的は
洗濯をするときにつけるつけるタグの
1.耐久性
2.視認性
この2点です
なぜこの様なテストをするのかというと
クリーニングタグは衣類と一緒に洗って
どの店でお預かりした誰の衣類かを識別する必要があります
ということは、洗う時も仕上げで熱プレスする時も
現れる衣類と一緒に付いている必要がありkます
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それには、タグが破れないで衣類に付いている
タグの印刷が消えない
洗った後でもできるだけシワになったり折れたりしない
この様な特性が求められます
紙には紙目という繊維の方向がある
紙を作るときに例えばみなさんがよくご存知の
手すき和紙を考えて見てください
コウゾやミツマタという和紙の原料を砕いて
水に溶かします
細かいザルの上にその紙の原料を少しずつ入れて
繊維の層を重ねていき均等に溜まった紙の層を
取り出し乾かして手すき和紙はできます
工業用の紙の製造方法は一枚一枚
手すき和紙の様に手間暇をかけられないので
同じ原理でこれを流れ作業で行う
そうすると
こんな具合です(大王製紙のホームページより参照)
網目の上に材料を流し込むので紙の繊維には
自然と方向ができる
それが紙が曲がりやすい方向と
曲がりにくい方向があるということです
つまり破けやすい方向と
破けにくい方向があるということです
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紙の製品を作るときにこれは強度において
とても重要なことです
イージータグは紙に丸穴を開けたタグです
洗ったときに紙の目で弱くなったり
破れたりまた識別タグですから折れ曲がって
書いてある文字が見えなくなっても困るものです
実は、クリーニングの受付業務の仕事は多い
受付て衣類の汚れの確認として
いつ頃、どんな汚れ
例えば醤油、ワイン、口紅、泥・・・など
この情報を工場と共有するのにタグを使います
工場での生産性を上げるためには情報が必要です
すると情報量がたくさんあればあるほど
衣類につけるタグの表示枚数は多くなる
クリーニングから帰ってきたときに
こんな表示があるのをよく見ませんか?
このたくさんのタグは、見やすい様に広げて
ホッチキスで無理やり留めています
落ちたら大変ですからね
でもイージータグを使うと
誰でも簡単に通すだけで留め方を考える
そんな必要がありません
イージータグ導入のメリットは
例えばこんな風に
受付業務の簡素化と作業性のアップができます
お客様も沢山頑丈にホッチキスで留められた
タグを外す手間もなく簡単に怪我なく外せます
これはまさしくお店と工場とお客様の三方よし
ありそうでなかった新発見です
運用するには数え切れないほどの
フィールドテストが繰り返されて
初めて、実用化されるんですね