クリーニングタグは、お客様の衣類が取り違えない様に洗う前につけています

お客様のお預けになった衣類とお客様が結びつく情報がタグなのです

このタグには、番号の印刷されたタグや他にも納期が記されたもの
またお客様との確認事項が記されたもの
そして仕上げに関するリクエストなどのタグもあります

ほとんどの皆さんは、このクリーニングタグが衣類につけられたまま一緒に洗っているということをご存知ありません

家庭用洗濯でなく商業洗濯では多くの衣類を色や繊維などの種類に分けて
色々なお客様の衣類を一緒にタンブラーの中で洗い乾燥し仕上げし
包装しお店でお客様に返されます

これらの一連の流れの中でクリーニングタグの役割は非常に重要なのです
お客様の衣類が水洗いされたりドライクリーニングされたり
また熱によるプレス仕上げ処理の時もどのように識別されるかは

クリーニングタグが付いていてこそ識別ができるのです

というわけでクリーニング業にはクリーニングタグは絶対不可欠なのです

▼お店では衣類につけるタグをこのように準備しています

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そして、この特殊な紙が洗浄中に外れないように
ホッチキス留めをしています

クリーニング工場では多い時には、1日に3000枚から5000枚の
衣類を処理します。
そんな中でタグ落ちは、ディズニーランドで迷子になった
子供を探すようなものです

だからホッチキスでしっかりと外れないように留められています

▼このようにタグは衣類に付けて使われています

そこで問題です

クリーニングを利用するお客様にとってクリーニングタグを
外す手間をどのようにお考えでしょうか?

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もしもこのクリーニングタグが無くてもよければ良いのですが
洗浄時の識別ラベルは、現在のクリーニング事情においてマストです

そこで、我が社で考えたのがホッチキスを使わなくても
このクリーニングタグをつけることができればなんです

このなぜについては、またの機会にご案内したいと思います

そもそもクリーニング業とは

どういうビジネスなのでしょうか?

お客様からお預かりした衣類を綺麗に着れるように
洗い、仕上げてお渡しするという環境循環業です

日本のクリーニング需要は、世界でも突出したものです

突出した需要がなぜ起こったのかという疑問もありますね

日本では、昔から家庭で洗濯をする習慣があります
古くは、童話の桃太郎で出てくるように
おじいいさんは、山へ柴刈りへ
おばあさんは、川へ洗濯へと言われるように
古くから家庭洗濯の習慣があったのです

国土の3分の2が山で覆われた地形で
水資源が豊富な日本では川の清流で汚れを落とす
水洗いが日常茶飯事のようにされました

そしてまた湿度も高く汗をかきやすい環境であるともいえます
そんな中で国民にとって洗濯は、無くてはならない衛生生活習慣でした

少し話が、ずれましたがかくして

日本人には洗濯文化が根付いているということです

古来、衣食住において日本人の衣類は総じて綿や麻などの
自然素材が多く着物などのように布を巻き着用する
形式のシンプルな衣類を身にまとっていました

川の水で洗濯をするということは、理にかなっていて
衣類の汚れは、繊維に付着したもので
この汚れは、衣類と汚れを分離させ洗い流すことで
衣類の汚れは落ちます
つまり衣類にくっついた汚れは、外部からの刺激なしでは落ちません
そこで、川の流水は格好の刺激になり汚れを落とすのです

○○屋さんというのは、何かを専門にした代行業です
さしづめクリーニング屋さんは、家庭洗濯代行業ということができます

服を作って販売するのであればその服には、値札が必要です
しかし、クリーニング業の場合は、販売といことでは無く
お客様の衣類をお預かりして綺麗にしてお返しするのが仕事です

お預かりした衣類とお客様が紐付けできて何も印をつけなくてもわかれば
識別するタグを付けておく必要はありません

▼Yシャツ洗浄時についているタグ

しかし、今のクリーニング業のようにお店と工場が別にでもなっていると
お預けになった衣類とお客様の関係性を工場では何一つ知るすべがありません

そこでクリーニングタグが必要になります。

このクリーニングタグは、今までクリーニング業界の識別ラベルとしてのみの用途で使われてきました。しかし、この洗えるほど丈夫な機能を使った商品開発したものが【TAGGED(タグド)】という機能メモパッドです。

洗っても破れないほど丈夫な機能を使えるシーンは、生活の中でたくさんあると思います。

例えば、アウトドアやキッチンそして大切な記録を残すためのストレージペーパーなどこの他にも私たちが考え付かない用途の開発がこれからできることを楽しみにしています。

洗えるメモ帳を作っています

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この記事を書いた人

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マッキー

人生 山あり 谷あり 毎度あり!

 洗える紙をつくっています
 マインドトークならぬ「まいどトーク」(^_−)−☆
 脳を肯定的にシフト 自分の機嫌は、自分で取り
 日々の健全度をUPする

株式会社共生社 代表取締役
1970年創業 クリーニング業界のサポーターとして
クリーニング洗浄時の識別タグラベルの製造・販売
クリーニング受付POSシステム製造・販売・
サポートを国内外で行う

ホッチキスレスによるクリーニングタグの脱着ができる
スマートエコタグの開発・販売
また同様にクリーニングタグに通すだけで使える
同様のタグを開発販売を行う

2014年よりクリーニング・タグに使われる
洗浄できるタフな紙「耐洗紙」を文房具に転用した
「TAGGED(タグド)」MEMOなどを展開中で
新ジャンルへのチャレンジを試みている

●生年月日:1958年11月19日
●誕生地:大阪 ●育ち:神戸
●趣味:トレッキング・ゴルフ・バイク
 

(発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。)