冬の食の醍醐味で宮津カニツアーに参加してきました。前回のカニに続いて今度は、お酒とお餅編です。
西宮から中国道を経由で舞鶴自動車道を使って移動すると休憩しながら移動しても2時間半と意外と近い日本海の街宮津は、山あり海ありの風光明媚な美しい街です。
山あいを抜けて宮津の街に着くと昔ながらの古民家が立ち並ぶ街といま流行りのグランピングが楽しめるリゾートがあい混じったステキな街なんです。待合を抜けてしばらく更に海岸沿いを北に行くと古びた町に向井酒造さんがあります。
昔ながらの狭い通りを挟んで両サイドに工場とお店がありました。工場側では、詰められたお酒を一本一本丁寧に確認をしていました。
そして、通りを挟んで向かいのお店を見ると酒蔵がよく新酒ができたことを知らせる杉たまが軒先にぶら下がっていました。新酒も含めてどうやら試飲ができるそうです。中へ入ってみました。
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何か遠い昔にタイムスリップした様な風情です。中では試飲がもう始まっていました。
飲んでみたのは、
「伊根満開」古代米・赤米の赤褐色のお酒
「京の春」特別純米酒で米の旨みとほのかに香るきもと仕込み
「舟屋の里」純米吟醸
「京の春」純米生原酒はマイルドでジューシーな味わいでした
どのお酒も日本酒ならではの水とお米のこだわりを感じるものでした。
次にお餅について「智恵の餅」という名物です。
智恩寺の山門前で300年以上も前から親しまれ、聞くところによると伊勢の赤福の原型とも言われているそうです。上品な甘さに弾力性のある程よい大きさのお餅がとても美味しかったです。
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今日のまいどあり
食のツアーは、とても楽しく地産地消で地域の文化に触れられる楽しみがあります。そして、飲兵衛にとっては酒蔵の試飲は、この上ない楽しみです。また試飲したお酒を買い求め自宅でご近所の皆様と酒盛りをするのも一興です。それにしても、新型コロナウイルスの騒ぎが早く収まり春の花見を今回、購入したお酒で楽しみたいものです。