今月もやって来ましたVino Hayashiのパスタ大好きの食材。
今回のパスタは、下図のサルディーニャ州の料理です。
早速、作っていただくことにしました。とは言っても送られてくるパスタを茹でて一緒に付いてくるソースを炒めるだけで美味しくいただけます。
今回の食材は、マッケローニ(マカロニ)です。むぎゅっとした食感だそうです。凝縮感のある内側と柔らかな表でしっかりとしたかみごたえともっちりとした歯切れの良さを楽しむのだそうです。
今回送られて来たのは、こちらの2種類です。
①サルシャチャとトマトのカンピダーノ風
サルデーニャ島の南部には、畜産の盛んな官費ダーの平野が広がりイタリア有数のサフランの産地だそうです。そして、サルデーニャ島の南西部、スルチス地方の名物は実をつけないフェンネルを練り込んだサルシッチャ(腸詰め)を炒め、サフランをきかせ、トマトを煮込むソースです。
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香草が好きな私にとっては、とても美味しくワインが進みそうなパスタでした。
②マグロのラグー
地中海におけるマグロ漁の一大基地、サンピエトロ島カルフォルテに伝わる郷土料理のソースだそうです。マグロの余った部位、尻尾やカマを炒めてフレッシュトマトを入れて軽く煮込んだソースです。
こちらは、微妙に魚くささがあり好き嫌いがありそうなソースでした。どうやらマグロのゼラチン質などの複雑な味がそう思わせたようです.
マカロニは、私たちがよく知る穴あきのショートパスタに限ったものでなく、元々はあらゆるパスタを指す言葉で17世紀頃っまではパスタそのものを指す言葉であったそうです。今日イメージされる穴あきのスタイルは、古くは、葦のような植物の茎を使って作られたもののようです。
練ったパスタ生地を小さくちぎり、植物の茎に絡ませて転がす。身近に自生する植物の茎を暮しの工夫で成形棒として使ったそうです。
今日のまいどあり⤴️
品物ができるには、それぞれストーリーがあるようです。生活の知恵として自生する葦に巻き付けたパスタが現在のマカロニになったなんて考えたこともありませんでした。マカロニ一つをとってもさまざまな形があります。見た目だけではなく湯がく時間や食べた時の食感など色々な研究の末に現在の形になったのでしょうね。パスタの世界は、奥が深いですね。
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