日本の和綴じ製本の創始者は空海さんだそうです

大福帳のクラウドファンディングメンバーの
国宝堂さんで和綴じ体験をしてきました

クラウドファンディングをするずっと前から
和綴じは、気になっていた製本方法です

そもそも日本の記録は巻物から

現代のようなページ物の本になる前は
手すき和紙の技術からすると
小さな毎葉の紙であったわけです

その毎葉の紙でたくさんの記録を取り
つないだものが巻物です
巻物は、時系列を見るには
広げてゆき時系列に並んでいて
良いのでしょうが

読みたい閲覧したい場所を見るには
帯状の紙を広げる必要がありました

次に進化したのが蛇腹状に折った
折り本が出現したようです

日本の和綴じの創始者は空海さん

和綴じの起源は、平安時代に
空海が中国から招来した「三十帖策子」が
現存する最古のものだそうです

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もともと大きな紙を二つ折りにして
袋状にし本文にして
それに表紙・裏表紙を
付けて糸でとじたものが始まりだそうです

素晴らしい発想ですね

和綴じ体験にワクワク

我が社でも製本はするのですが
基本的にくるみ製本といって
中身に糊で表紙をつける製本方法です

以前から日本古来の伝統的な
製本方法である和綴じには興味がありました

しかし、どのようにして製本されるのか
なぜ糸の結び目がないのかなど
不思議に思っていました

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糸の結び目を本文の間に上手く隠す技術
その謎が今回のワークショップで解けました

日本の美に対するこだわりなのでしょう
初めの結び目と最後の結び目が
製本される冊子の中に上手く隠します

この方法を知ったことに感動です

自分で素材を選ぶ楽しみ

本文に対しておもて・裏の表紙を選ぶ
閉じるための糸を選ぶ

これらの選ぶ作業は、とても楽しく
また自分で選んだ世の中にたったひとつの
オリジナル作品と言う優越感
このことによって物を大切にする
気持ちも養われます

そして表紙・裏表紙を中身合わせて
折り込んで糊付けをしたり
糸で閉じる

結び目を中に入れ込む技術が
とても美しく素晴らしいです

今回のワークショップに参加したことで
ますます日本の伝統文化の
奥深さを感じることができました

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この記事を書いた人

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マッキー

人生 山あり 谷あり 毎度あり!

 洗える紙をつくっています
 マインドトークならぬ「まいどトーク」(^_−)−☆
 脳を肯定的にシフト 自分の機嫌は、自分で取り
 日々の健全度をUPする

株式会社共生社 代表取締役
1970年創業 クリーニング業界のサポーターとして
クリーニング洗浄時の識別タグラベルの製造・販売
クリーニング受付POSシステム製造・販売・
サポートを国内外で行う

ホッチキスレスによるクリーニングタグの脱着ができる
スマートエコタグの開発・販売
また同様にクリーニングタグに通すだけで使える
同様のタグを開発販売を行う

2014年よりクリーニング・タグに使われる
洗浄できるタフな紙「耐洗紙」を文房具に転用した
「TAGGED(タグド)」MEMOなどを展開中で
新ジャンルへのチャレンジを試みている

●生年月日:1958年11月19日
●誕生地:大阪 ●育ち:神戸
●趣味:トレッキング・ゴルフ・バイク
 

(発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。)