普段の生活の中でクリーニング屋さんを利用することってよくありませんか?ビジネスマンの方ならば毎日着ワイシャツやスーツ、ズボンなど日々の生活の中で利用されると思います。自宅で洗濯できない衣類に関して言えば尚更利用する頻度が多いと思います。例えばウールのコートや、スーツまた女性のお洒落着などでもクリーニング屋さんを利用される方が多いことだと思いいます。
クリーニング屋さんを利用してきれいになった衣類が返ってきて皆さんが切る時に外す「クリーニングタグ」っていざ着る時になって邪魔だなと思う人が多いのではないでしょうか?
しかし、クリーニング屋さんにとっては、このタグが皆さんからお預かりした大切な衣類を識別する唯一の手がかりでとても大事な情報なのです。そう、番号を印刷したタグやシミなどの汚れた箇所を示す絵の方タグやお客様からお預かりした衣類の納期のタグなど様々な情報の手がかりがこのタグなんです。
そう言うわけでこのタグは、お店で受け付けた後すぐに付けられてお客様に返されるまで大切な顧客情報として頑丈に付けられています。
▼ 日本のクリーニング屋さんの現場でのタグが付いた衣類
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▼ 海外のクリーニング屋さんの現場でのタグが付いた衣類
同様に頑丈にホッチキスでクリーニングタグが付けられています。今までのクリーニングタグは、このように四角い形状をしているものが大半です。
クリーニング屋さんにお客様が衣類を出される理由として1.自宅で洗うことができないデリケートな衣類 2.食汚しなどの自分で汚れが取れない衣類 3.ワイシャツなどのようにアイロンの手間がかかりプロに任せた方が楽などがあります。
1のようなデリケートな衣類はウールやカシミアなどで洗浄時に糸引きや引っ張りって伸びたりの危険があります。2の食汚しなどのシミについても汚れた箇所を指示する補助的な大きめのタグがついたりします。
角のある四角いクリーニングのタグは、洗えるほど丈夫な特殊な紙でできているため衣類の洗浄時にその角が衣類にこすれて抵抗が大きいのです。この抵抗を少しでも少なくして衣類に対するダメージを減らせないか、衣類のボタンホールにタグ付をする時に通しやすいように角を丸くしてみてはどうかなどを鑑みてあえて加工の手間がかかる角丸タグを作ってみました。
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今日のまいどあり
クリーニングタグの角が丸いか尖っているかなんて小さな取り組みかもしれません。しかし、クリーニングを利用されるお客様が本当に服が好きで大切にしているわけでその大切な服を丁寧にきれいにメンテナンスする中でこんな小さなところにまで気配りをされているクリーニング屋さんがあるとすれば、皆さんはどちらのクリーニング屋さんを使いたいと思いますか
以前にクリーニングタグについてはこのような記事も書いています