2021年の西宮神社の十日戎開門神事福男えらびはコロナで中止になりました。
9日10日11日は、宵宮本宮残り福と3日間のえべっさんです。今年は、10日の本宮に行ってお参りをしてきました。例年であればあふれんばかりの人混みで本殿まで入場規制があって参道から本殿まで1時間くらいかかるところが参拝者がすこぶる少なくあっけないほどで本殿まで来ました。
こちらは、去年の十日戎の賑わいです。▼
例年本殿にて商売繁盛・事業繁栄・身体健康を祈祷をします。今年も同様に使用と思うとこちらは、祈祷の密集を避けるため少人数で執り行われそのために普段の倍程、時間が必要になりました。
その間、待合室で待ち時間1時間は、ビデオ学習で西宮神社にまつわる十日戎のことにとても詳しくなります。
今年は、開門神事で行われる福男選びの走り参りについて知ることができました。
古い時代の十日戎は深夜十二時にはすべての神門が閉ざされ、神職は居籠(いごも)りに入ります。そもそも居籠神事は、静寂なお祭りです。神社のものたちは、十日の大祭に入る前に身を清め、心を静め、午前四時の十日えびす大祭を厳粛に執り行ったそうです。そして民衆は、赤門の前で静かに夜明けを待ち、午前六時に開かれる表大門(赤門)より続々と、そして先を争うように参拝していたようです。朝の開門で大きな福を授かるため開門神事が執り行われ「走り参り」として1位から3位までをその福男と呼ぶ様になったそうです。
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他にも福笹は、えびす様の釣竿みたてものであったり吉兆と言われる飾り物には、鯛、俵、千両箱などの縁起物が使われます。
また、奉納される招福大マグロは昭和45年から始まったそうです。今年も立派なマグロが奉納されていました。
今日のまいどあり⤴️
今年は、開門神事の走り参りがなぜ行われるのかという疑問が晴れました。神事には、それぞれ意味があるのですね。