今回は、コロナ禍でなかなか開催できなかった恒例おっさん会還暦祝い酒会でした。経営者の勉強会の集まりです。
前回やれたのは、2019年のちょうど今頃です。
2018年は私が該当者でお祝いいただいた会です。
毎年の料理は、変わりませんが微妙にお酒の銘柄が変わるのがその年のトレンドとも言えます。
今年の還暦殿堂入りは、こちらの方です。
岡山のはまゆう(鮮魚やさん)で行うのが恒例になりました。料理の鮮度にボリュームもさることながらやはり1番のお楽しみは、お祝いのお酒の数々です。そんじょそこらでは飲めないお酒が目白押しです。
忘れないように記録に残しておきます。
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① 朝日酒造 の久保田
左から萬寿、碧寿、翠寿、紅寿、得月、洗心
朝日酒造は、新潟県長岡市越路地域の酒造メーカーです。以下は、朝日酒造のホームページより抜粋しました。
「萬寿」は、特長である“深みのある味わいと香りの調和”を追求。麹造りの精度を高めることで、萬寿ならではの味わいのふくらみ・柔らかさが生まれ、深みを増しました。また、深みのある味わいと調和のとれる華やかな香りを引き出し、さらに、火入れの際に、日本酒の温度を上げた後すぐに急冷し、貯蔵温度を従来よりも5℃下げることで、上品な華やかさをそのまま実感できるようにしました。
「碧寿」は、乳酸菌の力を最大限引き出す、伝統的な醸造方法の山廃仕込みによる純米大吟醸酒。山廃仕込みならではのどっしりとした旨味を感じさせながらも、爽やかでシャープな酸味、キレのある軽いのど越しが特長です。
「翠寿」は、大吟醸(生酒) 4~9月限定出荷。加熱殺菌を一切せず、低温で貯蔵することで若々しさ・爽やかさを感じる、大吟醸の生酒。清々しい華やかな香り、軽やかな味わいと上品な甘味、そして、華やかさの後に瞬く間に心地よいキレが訪れます。優しいハーブやスモーク素材などを使った冷製料理とお楽しみください。
「紅寿」は、辛味と酸味が調和し、やさしい口当たり・ほのかな甘味の中にドライさを感じる純米吟醸酒。若いバナナや青リンゴのような清涼感のある香りが抜けていきます。しっかりとした味付けの料理と合い、「久保田」ならではのキレが食欲を刺激します。
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「得月」は、純米大吟醸 9月限定出荷。新潟県産米「ゆきの精」を精米歩合28%にまで磨き上げたお酒です。真珠のように磨かれた米の姿はまるで輝く月のようです。気品ある香味と優しい味わいをお楽しみください。
「洗心」は、「洗心」とは初心に戻り、人を尊びきらめき生きる様を言います。契約栽培米「たかね錦」を28%まで磨き、そして醸し、ゆっくりと熟成させた味わいは、この上なく淡麗でありながら、洗練されたふくらみを感じます。
左からこしのはくせつ、宮泉、飛露喜、写楽、作、醸し人九平次、梵、羅生門、黒龍。
以下の内容は、それぞれの酒造会社のホームページより引用したものです。
「こしのはくせつ」は、眼下に日本海と新潟平野を一望する越後の名峰、弥彦山。その麓、越後一宮彌彦神社など、まさに自然と神の恩恵を授かった山麓「泉」の地に弥彦酒造はございます。弥彦酒造株式会社のこしのはくせつは、フレッシュな爽快感が魅力の低アルコール酒です。
「宮泉」は、宮泉銘醸株式会社で福島県会津若松市にあります。口に含んだ時に旨味と酸味がバランス良く広がりキリッとした後味で米の味わいを楽しめる純米酒で冷やして飲むのが良いそうです。
「飛露喜」は、合資会社廣木酒造本店/福島県河沼郡会津坂下町のお酒です。江戸中期の創業で200年歴史がある会社ですが長年赤字続きで先細りが続く蔵で1999年起死回生の良いお酒ができて甘口でも辛口でもなく、香りも酸味も抑え目で、どんな食事とも相性がよくずっと飽きずに飲める酒。
「写楽」は、宮泉銘醸株式会社で福島県会津若松市で寒い時期限定で出荷するおりを絡めたうすにごりの火を一切通さない生酒。初搾りのフレッシュ感に併せ落ち着いた立ち香にくわえ口の中に入れると果実のような含み香。
「作:ZAKU」は、三重県鈴鹿市の酒蔵、「作 ZAKU」・清水清三郎商店が
岡山県”雄町”を全量使用し、醸した限定純米吟醸酒です。精米歩合55%、アルコール度数16%。スッキリとした味わいを基本に、たくさんの方に楽しんで頂けるお酒として誕生しました。飲む人やそれを提供する人たち、出会った皆で作り上げる酒という願いを込めて「 作 ざく 」と名付けられました。
「醸し人九平次」は、SAUVAGEとは「野性味」という意味。皆様に体感して頂ける日本でもっとも、古い品種の一つ。云わば日本のお米の在来種の血を引くお米になります。田圃で実るその立ち姿は、太陽のもと背を高く伸ばし、正に男・雄。大粒の米を実らせる「雄町」は、非常に男性的です。在来種とは、野生のお米と捉える事が出来ます。その力強い野性味は酒質に大きく反映されます。雑草のような生命力は強く根を張り、植物の原始的な営みが、ダイレクトに伝わってきます。日本酒も品種によって味わいが変わります。山田錦の女性的な優しさ。雄町の男性的な強さをイメージしながら、飲み比べて頂くと、その差をわかりやすく感じ取ることができます。
「梵」は、精米歩合35%と50%の純米大吟醸のブレンド酒(表示は精米歩合50%)で、究極の酒米・山田錦を使用したことにより、素晴らしい上品な深い香りを持ちながら、滑るように滑らかで深い味の“芳醇旨口”薄にごり生原酒となりました。きりりと冷やして素晴らしい香りと味が最高です。同時に、氷を入れたロックも抜群です。
このようなおしゃれなラベルの発泡酒もいただきました。
秋田県秋田市新政酒造。ロシアによるウクライナ侵攻のため被害を受けた現地住民を支援するためにリリースされた特別な限定品です。
これは低酒精発泡純米酒である「天蛙」の濁りを除去した試験作。
『DATE SEVEN SEASON Ⅱ episode1』
宮城県7蔵(「勝山」・「浦霞」・「墨廼江」・「伯楽星」・「山和」・「萩の鶴」・「黄金澤」)は、日本全国そして世界へ挑むため、『DATE SEVEN SEASON Ⅱ』として再始動!
SEASON Ⅱ episode1では、リーダー蔵を2蔵にして、ふたつのリーダー蔵が同じ原料米と精米歩合の同スペックで仕込み、蔵元の個性を活かした美味しさ表現いたしました。
同スペックで仕込むことにより、リーダー蔵はおのずと競い合って、品質向上に励みながら自社の酒造りを追求し、リーダー蔵以外の5蔵はそれを体感し、各々の酒造りに活かすが狙いとなっております。
今回の各担当は以下の通り、
【リーダー蔵】「浦霞」・「黄金澤」
【精米】「萩の鶴」 【原料処理・麹】「山和」 【酒母】「伯楽星」 【醪】墨廼江 【上槽】「勝山」
また今回のボトルデザインは、海外でも人気のある尾形光琳の「紅白梅図屏風」がモチーフに、それぞれの屋号や地域性を象徴したデザインを用いて、現代的な『和』の表現にアレンジしております。
1本ずつが美しいデザインでありながら、並べると1枚の絵が完成する仕様となっており、紅白を意識した配色で、贈答品やおめでたいシーンにもぴったりのお酒となっております。
おしゃれで新しい試みのようです。
今日のまいどあり⤴️
毎回、このお店のオーナーが取り寄せる価値あるお酒が楽しみです。おっさん還暦祝いの会は、酒のおつまみのようなものですがお酒も入り大変盛り上がります。わがままに言いたい放題しゃべくりやりたい放題やれる魅力のある年を重ねたツワモノばかりです。
こちらの写真は、酔っ払う前に撮った記念撮影の写真です。